2月13日の花 スズラン

スズラン
Convallaria keiskei(日本スズラン)
Convallaria majalis(ドイツスズラン)
キジカクシ科(またはユリ科)スズラン属
・開花時期:4月~5月
・ヨーロッパ、アジア原産
・英名:Lily of the valley
・花言葉:純粋、再び幸せが訪れる
・スズランは春の訪れを知らせる代表的な花。日本で最も多く栽培され、なじみがあるのは、ヨーロッパ原産のドイツスズラン(Convallaria majalis)で、日本原産のスズランよりも草姿および花ともに大型で丈夫である。
・ 学名の Convallaria(コンバラリア)は、ラテン語の「convallis(谷)+ leirion (ユリ)」が語源で「谷間のユリ」、keiskei は、明治初期の植物学者・伊藤圭介 の意。英名の lily of the valley (谷間のユリ)は、『旧訳聖書』のソロモンの雅歌に載る谷のユリshoshannahから由来したが、本来パレスチナ地方にスズランはない。
・ドイツスズランは葉と花が同じ高さで開花し、香りが強く、鉢花やポット苗で流通する。日本原産のスズラン(和名は鈴蘭)は本州中部以北、北海道の山地や高原の草地に自生する。主に山野草として扱われるが、高温多湿に弱くてやや育てにくく、流通は多くない。
・スズランは葉が細く、花は葉よりも低い位置で葉の裏に隠れて咲く。夏に葉が焼けやすく、半日陰となるところで育てるとよい。別名は君影草、谷間の姫百合。草丈は15〜20㎝ほどの多年草。花色は白、ピンク色もある。
・スズランのもっとも古い歴史は、聖レオナールがフランスのリモージュ近くの谷(一説ではベルギーのルーバンの森、イギリスにも別説あり)で、ドラゴンと闘い、流した血から生じたという伝説である。ドイツスズランはヨーロッパの中北部に広く分布し、古くから各国の伝説、民話に取り入れられた春の歳時植物である。フランスのパリの風習では、5月1日は「鈴蘭(ミュゲー)の祭日」で、当日、鈴蘭の花束を贈る人には幸福が訪れるという。フィンランドの国花でもある。
・とても美しいがコンバラトキシンなどの強心性配糖体を含み有毒。牛や馬に食べられずに残るため、牧草地に群生していたりする。