2月29日の花 ロウバイ

ロウバイ
ロウバイ科ロウバイ属
・開花時期:12月〜2月
・中国原産
・英名:Wintersweet
・花言葉:先導、先見
・ロウバイ(蝋梅)は、中国原産の落葉樹である。早生種では12月頃に、晩生種でも2月にかけて半透明でにぶいツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲く。別名は唐梅(カラウメ)。なお、ウメは寒い時期に開花し、香りが強く、花柄が短く花が枝にまとまってつくといった類似点があるが、バラ目バラ科に属しており系統的には遠縁である。
・中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中の四花」として尊ばれている。江戸時代初期に日本へ渡来し、他の花木に先駆けて咲く、香りのよい花が愛され、生け花や茶花、庭木として利用されてきた。 ロウバイの花は内側の花弁が茶褐色だが、一般に出回っているのはすべての花弁が黄色の、ソシンロウバイやその園芸品種である。
・「蝋梅」の名は、『本草綱目』(中国の薬学書/李時珍著)によれば、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、かつ臘月(ろうげつ:旧暦12月)に咲くことにちなむという。花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する。
・学名の Chimonanthus(チモナンサス)は、ギリシャ語の「cheimon(冬)+ anthos (花)」が語源。「冬の花」を意味する。
・庭植えは半日陰から日なたに植えつけ、春から夏までは日によく当てる。土質はあまり選ばないが、過湿に弱く、根腐れを起こして枯れやすいので、水はけのよい場所が適している。冬に開花するため、寒風の当たらない場所を選ぶとよい。大きく育つため、鉢植え向きではない。
臘梅や雪うち透す枝のたけ (芥川龍之介)
蝋梅や薄雪庭を刷きのこす (水原秋桜子)
臘梅のつやを映しぬ薄氷 (増田龍雨)