3月5日の花 オドリコソウ

オドリコソウ

シソ科オドリコソウ属
・開花時期:4月~5月
・分布:北海道、本州、四国、九州
・和名:踊子草
・英名:dead nettle
・別名:虚無僧花、虚無僧草
・花言葉:「陽気」「快活」

・花の色は、白またはピンクである。花の形は唇型で、上唇部分は兜型(笠型)をしており、下唇部分のほうは突き出して先端が2つに分かれている。茎の上部に数段になって、数輪の花が輪の状態に付いている。花の基部に蜜がある。

・高さは30~50cmくらいになる。葉は対生であり、形は卵型の三角形で、縁は粗ノコギリ状になっている。

・花の付き方が、笠をかぶった踊り子たちが並んだ姿に似ていることから、日本語では「踊子草」という名が付けられた。

・別名の「虚無僧花」「虚無僧草」は、花の形が、笠をかぶった僧が尺八を吹いているように見えるところからきている。

・学名の「lamium」はギリシャ語で喉を意味する「laimos」に由来する。花の筒の部分が喉のように長く伸びていることにちなんでいる。「album」は、「白色の」という意味である。

・生薬名は「ヤシマ(野芝麻)」といい、開花時期に全草を採取し、乾燥させ、入湯料として使う。打撲、切り傷、腰痛、肌荒れなどに効果があるとされている。若芽を天ぷらやおひたし、酢の物などにして食べることができる。

・踊り子といえば、川端康成の代表作「伊豆の踊子」を思い浮かべる人も多いだろう。田中絹代、美空ひばり、吉永小百合、山口百恵などで何度も映画化されている名作だが、オドリコソウの花とは特に関係はない。