3月7日の花 カラスノエンドウ

カラスノエンドウ

カラスノエンドウ

マメ科ソラマメ属
・開花時期:3月~6月
・分布:本州、四国、九州、沖縄
・和名:烏野豌豆
・別名:ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)
・英名:vetch 

・黒く熟した実をカラスに例えたところから、この名が付いている。スズメノエンドウに比べて、大型の葉や実を付ける。

・植物学的にはヤハズエンドウが標準的に用いられる和名だが、カラスノエンドウのほうが一般には定着している。小葉の先端が矢筈(ヤハズ。矢を弦にかける部分)の形にへこむので、「ヤハズ」の名が付けられたといわれている。

・本州から四国、九州、沖縄の道端や水田、土手などに普通に見られる。秋に発芽し、春になると高さが60~150cmに達する。葉軸の先端が巻きひげになっている。強い臭気があり、

・エンドウに似た小さな紅紫色の花を付ける。豆果は熟すると黒くなり、晴天の日に裂けて種子を弾き飛ばす。

・原産地はオリエントから地中海地方。この地方での古代の麦作農耕の開始期には、エンドウなどと同様に、作物として栽培されていたとされている。今日では雑草とみなされているが、若芽や若い豆果を食用にできる。熟した豆も炒って食べられる。

・「ピー」と鳴る草笛を作れることから、「ピーピー豆」ともいわれている。

・ヘタの部分から鞘の背側の筋を取り、中の豆を全部取り出す(先端を縦に押しても、中の豆が出てくる)。鞘の内側の白い綿を、爪できれいに取り除く。ヘタ側を1cmほど爪で千切って笛のできあがり。

・笛を口の奥深くまで入れ、葉を立てずに唇でくわえます。息を繰り返して強く、弱く吹いているうちに鳴り始める。