3月12日の花 ジンチョウゲ

ジンチョウゲ

ジンチョウゲ

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
・開花時期:3~4月
・原産地:中国
・和名:沈丁花
・別名:ズイコウ(瑞香)、リンチョウゲ(輪丁花)
・英名:winter daphne
・花言葉:「不老長寿」「栄光」「不死」「不滅」「歓楽」「永遠」

・中国中部からヒマラヤにかけて分布し、日本には室町時代に雄株だけが渡来したといわれる。よって、日本にある木は雄株が多く、雌株はほとんど見られない。高さ1mほどの常緑低木である。

・香りのよい花を早春に咲かせる。枝の端に20ほどの小さな花が手毬状に固まって付く。花びらの外側は紅紫色だが、内側は白で中心に黄色の雄蕊がある。花を囲むように、月桂樹に似た肉厚で光沢がある葉が放射状に付く。その濃い緑の葉色に、花色がよく映える。

・沈丁花という名前は、その強い花の芳香が、香木の沈香(じんこう)と丁字(ちょうじ、クローブ)に似ていることに由来しているといわれる。

・学名の「Daphne odora」の「Daphne」は、ギリシャ語で「月桂樹」の意味だが、その名はギリシャ神話の女神ダフネに由来する。相手を拒絶する鉛の矢を射られたダフネは、相手に恋する金の矢で射られたアポロンから逃げ切れず、自らの姿を月桂樹に変えてもらう。悲しんだアポロンは、永遠の証として月桂冠を常に身に着けているという、有名なエピソードにちなんでいる。「odora」は芳香があるという意味である。

・2月末から3月に花を咲かせることから、春の季語としてよく詠われる。

・石川さゆりに「沈丁花」というシングル曲がある。石川優子のデビュー曲も「沈丁花」だが、同名異曲である。