3月20日の花 ヒヤシンス

ヒヤシンス
ユリ科ヒヤシンス属
・開花時期:4月
・原産地:地中海沿岸、南アフリカ
・和名:風信子
・別名:夜香蘭
・英名:hyacinth
・花言葉:「悲しみを超えた愛」「勝負」「悲哀」「運動」
・地中海沿岸地域に分布する球根性の多年草である。野生種の花は青紫色であるが、園芸品種にはピンク、赤、白、黄色など豊富な花色がある。球根の外皮の色は、花色とほぼ同じ色をしているので、球根を見るとだいたいの花色がわかる。
・16世紀にはイタリアを経てヨーロッパ大陸各地へ伝わった。オランダを中心にして改良されたダッチ・ヒヤシンスと、フランスで改良されたローマン・ヒヤシンスよりも一般に普及した。かつては、2,000以上の園芸品種があったといわれている。
日本には江戸時代末期に渡来したが、一般に栽培されるようになったのは大正になってからである。
・水栽培もかんたんである。小学校の理科の授業で、球根から白い根が伸びてくるさまをワクワクしながら観察した思い出がある人も多いであろう。
・ヒヤシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒアキントスに由来する。アポロンに愛されたスパルタの王子ヒアキントスが二人で円盤投げに興じていたとき、二人の仲を嫉妬した風の神ゼフィルスが起こした風で、アポロンが投げた円盤がヒアキントスの額に当たり、ヒアキントスは死んでしまった。ヒヤシンスは、そのヒアキントスが流した血から生まれたといわれる。ヒヤシンスの花言葉「悲しみを超えた愛」は、このエピソードからきているといわれている。
・松浦亜弥に「風信子(ヒヤシンス)」というシングル曲がある(作詞・作曲は谷村新司)。
・風信子(ヒヤシンス)忌は、詩人・建築家の立原道造の忌日(3月29日)のこと。立原の詩集のタイトルから付いた名である。