3月23日の花 ホトケノザ

ホトケノザ
シソ科オドリコソウ属
・開花時期:3月~6月
・分布:本州、四国、九州、沖縄
・和名:仏の座
・別名:サンガイグサ(三階草)
・英名:henbit、giraffehead
・花言葉:「調和」「輝く心」
・本州、沖縄の畑や道端に普通に生えている越年草。成長した高さは10~30 cmになる。葉は長さ1~2cmの扇状円形で、縁に鈍い鋸歯があり、対生している。上部の葉は葉枝がなく茎を抱いており、下部の葉は葉枝を持つ。
・上部の葉腋に、長さ2cmほどの紅紫色で唇形状の花を密につける。上唇は兜状で短い毛が生えており、下唇は先で2つに裂けており、濃い紅色の斑点がある。通常の花より小さく、蕾のままで結実する閉鎖花がまじることが多い。
・白い花をつけるものもあり、シロバナホトケノザと呼ばれる。
・丸い葉が茎の周りを囲んでいる姿が、仏さまの座るハスの花の台座に見えることから「仏の座」という名前が付いた。「調和」「輝く心」という花言葉は、この蓮華座の仏さまに由来しているといわれる。
・「三階草」の別名は、葉が段々に付いていることから付いたとされる。
・英名のgiraffeheadは、「キリンの頭」という意味である。
・春の七草の「ホトケノザ」はキク科のコオニタビラコ(子鬼田平子)のことであり、本種ではない。