3月25日の花 マムシグサ

マムシグサ
サトイモ科テンナンショウ属
・開花時期:4月~6月
・分布:北海道、本州、四国、九州
・和名:蝮草
・英名:Jack in the pulpit
・花言葉:「壮大」
・北海道から九州にかけて広く分布する多年草。山地や原野の湿った林床に生え、成長すると高さが50~60cmに達する大型種である。形状に変異が多い。
・地下に扁球形(平たい円形)の球茎がある。葉は通常2個あり、7個から20個以上もの鳥足状に切れ込んだ小葉が付く。葉の下部は、茎のように見える葉鞘(しょう)になり、紫褐色のまだら模様がある偽茎を作る。
・花のつき方は代表的な肉穂(にくすい)花序で、白線が入った紫色の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれている。カラーやミズバショウに代表される仏炎苞は、仏像の背後にある炎の形に似ていることに由来する。苞が緑色のものは、アオマムシグサまたはカントウマムシグサと呼ばれる。
・トウモロコシに似た形状の果実を付け、秋になるとオレンジ色から赤色に熟す。
・シュウ酸カルシウム、サポニン、コニインが含まれる有毒植物である。球茎の汁が肌に付くとかゆみやただれの炎症を起こす。食べると口中から喉までに激痛が走り、激しい嘔吐や下痢の症状が現れ、心臓麻痺や死亡することもある。
・偽茎のまだら模様がマムシに似ているところから、「マムシソウ」と呼ばれるといわれる。
・英名のpulpitは、「講壇、説教台」という意味である。
・「マムシ」という言葉には、食らいついたら離さない毒蛇というイメージがある。戦国大名の斎藤道三は「美濃の蝮」と呼ばれ、大横綱の栃錦、プロゴルフ界のドンといわれた杉原輝雄にも「マムシ」というあだ名がある。毒蝮三太夫というタレントもいる。