2月17日の花 セツブンソウ

セツブンソウ
Eranthis pinnatifida
キンポウゲ科セツブンソウ属
・開花時期:2月~3月
・日本原産
・英名:Winter aconite
・花言葉:微笑み、人間嫌い、拒絶
・セツブンソウ(節分草)は、日本固有種で、本州の特産。石灰岩地を好む傾向があり、まばらな温帯夏緑林の林内や、山すその半影地などに生育する多年草。
・和名のセツブンソウは「節分草」で、早春に芽を出し、節分の頃に花を咲かせることからこの名があるが、屋外での開花は節分より若干遅い。学名のEranthis(エランシス)は、ギリシャ語の「er(春)+ anthos(花)」が語源で、「春の花」の意味。
・ 花は白色で径2〜2.5cmになる。花柄は茎葉から出て長さ0.5〜1cmになり、細かい絨毛がある。花弁に見えるのは花弁状のガク片で、ふつう5個あり、広楕円形で長さ1〜1.5cm、幅1.5〜0.8cmで先端は尖る。
・カタクリなどと同様に、林の中が明るい(木々の葉がまだ茂っていない)春の短期間だけ姿をあらわす。花のあとで実をつけ、4~5月頃には地下部を残して地上からは姿を消す。
・セツブンソウは、早春に白い可憐な花を咲かせ、マニアなど一部には人気の花であるが、そのための乱獲や、環境の変化に敏感なため、準絶滅危惧種になっており、環境省のレッドリストに入っている。生息数は少なくなってきているが、セツブンソウの群生地が日本でもいくつかあり、中でも広島県庄原市総領地域の群生地は有名。
節分草低き日差をつなぎ合ひ (内田雅子 「馬醉木」)
節分草斑雪のごとく咲きゐたり(田口俊子 「濱」)
ほんたうは人嫌ひてふ節分草 (的池遙 「百鳥」)