3月31日の花 ワスレナグサ

ワスレナグサ

ワスレナグサ

ムラサキ科ワスレナグサ属
・開花時期:4~5月
・原産地:ヨーロッパ、アジア
・和名:忘れな草
・別名:ヒメムラサキ
・英名:Forget-me-not
・花言葉:「私を忘れないで」「真実の愛」「思い出」

・ヨーロッパ、アジアに原産し、まれに北アメリカや日本の一部に野生化する多年草。

・水辺に生え、高さ30~45cmほどになる。地下茎から茎を出してはう。茎はまばらに分枝して直立する。葉は長楕円形。春から夏に、青紫色に黄色または白色の目を持つ、直径6mmほどの花を付ける。

・園芸的に親しまれている種に「エゾムラサキ(Myosotis sylvatica)」がある。

・学名のMyosotiは、ギリシャ語の「mys(ハツカネズミ)」と「ous(耳)」に由来する。葉の形が、ハツカネズミの耳に見えることにちなんでいる。

・「忘れな草」の名前の由来には諸説ある。有名なのは、中世ドイツの悲恋伝説である。若き騎士ルドルフと恋人ベルタがドナウ川の河畔を散策中に、ベルタが岸辺に咲く美しい花を見つける。ルドルフはその花を摘もうとして、誤って川に落ちてしまう。ルドルフは「Vergiss-mein-nicht!(私を忘れないで)」と叫びながら花を岸に投げ返し、流れに飲まれて死んでしまう…というものである。

・英名も「私を忘れないで」の直訳である。日本では、1905年に植物学者の川上滝弥が「勿忘草(忘れな草)」と訳した。そのほかの多くの言語でも、同様の意味の名前が付けられている。

・倍賞千恵子や菅原洋一が歌った「忘れな草をあなたに」という歌がある。尾崎豊には「Forget-me-not」という曲がある。

・文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品にも選出された人気テレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」では、ワスレナグサが重要な使われ方をしている。