鮮やかな花の芸術に約300名が魅了 ― 第14回「花工房それいゆ」レカンフラワー作品展 開催レポート

2025年10月23日(木)から26日(日)までの4日間、山形県の緑町庭園文化学習施設「洗心庵」にて、『第14回「花工房それいゆ」ハルメク花アート レカンフラワー作品展』(主催:「花工房それいゆ」佐竹京子氏)が開催されました。秋深まる山形の地で、色鮮やかなレカンフラワーの作品約100点が会場を彩り、4日間で約300名の来場者がその美しさに足を止めました。

※レカンフラワーとは“花の宝石箱”という意味を持つ、花や葉を立体的に乾燥させたアートです。

圧巻の約100点、会員の力作が一堂に

会場には、「花工房それいゆ」の会員17名による個性あふれる力作が並びました。各自が手がけたA4サイズ以上の作品それぞれ各3点と卓上フレーム作品に加え、毎年恒例となっている会員一同による一斉作品(今年はButterfly台紙を使用)の額装17点、さらに新作も加わり、合計約100点もの作品が華やかに展示されました。

訪れた人々は、レカンフラワーならではの繊細な色と形に驚き、一つひとつの作品を熱心に鑑賞していました。

季節感あふれるワークショップも大盛況

会期中はワークショップコーナーも設けられ、多くの来場者が気軽に花の芸術に触れる体験を楽しみました。

  • レカンフラワー体験: アニマル台紙を使用した可愛らしいBOXカード作り
  • 押し花体験: ラミネーターを使ったしおり作り

特に押し花のしおり作りでは、美しく紅葉した葉を使用。季節柄とも相まって大変反響が良く、「自分だけのお土産ができた」と多くの方々に喜んでいただけた様子です。

「美しい」「斬新」 来場者から感動の声

来場者からは、

  • 「レカンフラワーの色鮮やかな美しさに心惹かれた」
  • 「個々の表現が斬新で見ていて楽しかった」
  • 「難しい技術かと思っていたが、カジュアルに体験できることを知った」 といった感想が寄せられました。

「初めてレカンフラワーを見て、体験した方々へ、その魅力を知っていただく良いアプローチになったと思います。また、お揃いのお花柄エプロンをスタッフが着用することで、場内に楽しい雰囲気を作れました。」(主催者)

あっという間の四日間、レカンフラワーの持つ無限の可能性と芸術性の高さを広く伝え、盛況のうちに幕を閉じました。

山形では 2026年4/10から山形レカンフラワーの会 作品展「レカンフラワー春の舞」を予定しております。ぜひご来場ください。