2月27日の花 ユキワリソウ

ユキワリソウ

キンポウゲ科ミスミソウ属
・開花時期:2月?5月
・日本、ヨーロッパ、北アメリカ原産
・別名:ミスミソウ(三角草)
・花言葉:あなたを信じます、信頼、期待

・雪国の春を彩るユキワリソウ(雪割草)は、ほかの花に先駆けて色とりどりの花を開くことから、多くの人に親しまれている。一般に「雪割草」と呼ばれるものには、オオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウ、違う変種のケスハマソウがあり、それぞれ自生地が異なる。高山植物の「ユキワリソウ」はサクラソウ科のもの。

・ユキワリソウは、正月から春にかけて、降り積もった雪を割るようにして茎を伸ばし、花を咲かせる様子にちなんで名付けられた。学名のHepatica(ヒパティカ)は、ラテン語でhepaticus(肝臓)を指し、葉の形が肝臓に似ていることに由来する。

・北陸地方以北の本州日本海側に分布し、里山の雑木林の斜面や山地の林床に自生する。早春に開いた花弁のように見える部分はガク片で、花弁はない。花色は白や桃色、赤や紫と、野生植物には珍しく多彩。花後、葉が出て、そのまま常緑となって1年を過ごす。

・鉢植え栽培では、落葉樹林下のような栽培環境づくりを心がける。春は明るく日当たりのよい場所で管理し、花を咲かせる。花が終わり、葉の展開が始まったら、木もれ日の下や明るい日陰などでゆるく風の流れる環境で管理する。梅雨入りごろからは風通りのよい日陰か、70~90%の遮光をする。この時期に少しでも直射日光が当たると、のちに葉が傷むので注意。梅雨から翌春の開花前まで日陰でゆったりと管理をして、花芽の充実を促すとよい。冬の乾いた風や強い風は、葉や花芽を傷めるので注意が必要だ。

・八重咲きなどの変化花も多く見いだされ、先人により変異の仕組みもある程度解明されている。それにより、園芸的育種も盛んで、近年では新しい園芸植物としてマニアの注目を集めている。